佐原ミズ×スキマスイッチ「スキマ式」 まんが×音楽の新鮮なコラボ!!

スキマスイッチの曲を、短編まんがとして作品化!!
第1回は、アルバム「夕風ブレンド」より「月見ヶ丘」です。
【あらすじ】
団子屋に生まれた宇佐見くん。
将来は家を継ぎたいとなんとなく思っている。
だけど・・・。
大学で将来と関係のないことを学び、帰って家の仕事を手伝い、ごはんを食べて寝る。
そんな毎日に味気ないものを感じていた。
そんなとき、ひとりの女の子と出会う・・・。

・佐原ミズ「スキマ式」より
繰り返される毎日、ゆううつだった月曜日が彼女のおかげで好きになる。
サンダルにジーパンというラフな姿といい、ふたりでお月見をしたり・・・と、歌詞の世界を採り入れながら、“佐原ミズ”の作品として描いているのはさすがです。
大橋卓弥さんも「よかったです。なんかすごく、僕らの曲の世界観の雰囲気を反映してくれているというか、汲んでくれてるな、曲を聴いてくれてるなという感じがしました」とインタビューで語ってます。
まさに好感触! です。
宇佐見くんは「うさぎ」から来てるのだろうし、お月見だから団子屋・・・という遊びごころもイイですよね。
「月」というキーワードから天文学者のお話なども考えたそうですが、「カッコよくなりすぎてやめた」とのこと。
身近な、等身大の感覚を大切にする原曲のイメージをうまくすくいとっています。
もちろん、曲を知らなくても大丈夫!!
素直な気持ちで楽しめる佳作短編、オススメです。
また、大橋卓弥(from スキマスイッチ)インタビューも掲載。(サイン入り生ポラ写真プレゼントも!!)
新連載記念プレゼントとして、図書カードのプレゼントもアリ。
気になった方は、ぜひ雑誌をチェックしてみてください。
ちなみに次回は、「ドーシタトースター」(アルバム「夏雲ノイズ」より)だそうです。
12月27日発売「メロディ」2月号が楽しみですねー。
【おまけ1】
ちなみに、佐原ミズ作品でオススメの1冊は「バス走る。」です。
バスを乗り降りする人々の、さまざまな想いがまじわる、停留所。
そこから始まるセンシティブな物語を描いたオムニバス。
佐原ミズの描く、センシティブな世界と透明感のある少女はとても魅力的。
個人的には、同時収録の「ナナイロセカイ」をオススメしたいです。(かわいくてイイ話です)
【おまけ2】
スキマスイッチといえば、谷川史子がキャラクターデザインをし、Production I.G制作の「東京マーブルチョコレート-全力少年-」も有名です。
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ちなみに、まんが版もでています。
ボクは谷川史子ファンなので、気になったかたは、ぜひ「おひとり様物語」もチェックしてみてほしいです。
谷川史子はスキマスイッチの世界と合ってると思うんですが、いかがでしょうか!?