安堂維子里「世界の合言葉は水」は、リアルな感覚を呼びさます“水”をめぐるファンタジー
【あらすじ的なもの】
地球の成分と人体の成分は、おなじ。
私たちと地球は、おなじものなのだ…。
地球と人間…どちらも“水”をたたえた存在。
命の根源ともいえる“水”をモチーフに描かれた短編集
日常と幻想が縫い合わされたような独特の物語群である。
・安堂維子里「世界の合言葉は水」(徳間書店)
無色透明のとてもやわらかい“ぎゅう”というもの。

・収録作「ぎゅう」より
収録作「ぎゅう」では、この世界が細胞のような“水のかたまり”に包まれている様子が描かれている。
竜宮城に行くように、海の底にある少女の家を訪ねる「海のお天気」。
・収録作「海のお天気」より
…などなど。
絵空事ではない“説得力ある”ファンタジーの世界に引きこまれた。
とくにオススメは「塩害の季節」だ。

・収録作「塩害の季節」より
まるで巨大な台風!
30年ぶりにやってきた“エンガイ”は、見たことのない情景をもたらした。
飛んでくる小さな魚、そして空に浮かんでいたものとは…!?
台風のような湿った空気感と、空にあらわれる巨大な存在。
リアルな感覚に裏打ちされた、幻想的表現が素晴らしい。
テーマが“水”だけに、みずみずしいw感性の新人さん登場!
五十嵐大介「海獣の子供」
が好きな人はぜひ読んでいただきたい。
コレいいよ!
地球の成分と人体の成分は、おなじ。
私たちと地球は、おなじものなのだ…。
地球と人間…どちらも“水”をたたえた存在。
命の根源ともいえる“水”をモチーフに描かれた短編集
日常と幻想が縫い合わされたような独特の物語群である。

・安堂維子里「世界の合言葉は水」(徳間書店)
無色透明のとてもやわらかい“ぎゅう”というもの。

・収録作「ぎゅう」より
収録作「ぎゅう」では、この世界が細胞のような“水のかたまり”に包まれている様子が描かれている。
竜宮城に行くように、海の底にある少女の家を訪ねる「海のお天気」。

・収録作「海のお天気」より
…などなど。
絵空事ではない“説得力ある”ファンタジーの世界に引きこまれた。
とくにオススメは「塩害の季節」だ。

・収録作「塩害の季節」より
まるで巨大な台風!
30年ぶりにやってきた“エンガイ”は、見たことのない情景をもたらした。
飛んでくる小さな魚、そして空に浮かんでいたものとは…!?
台風のような湿った空気感と、空にあらわれる巨大な存在。
リアルな感覚に裏打ちされた、幻想的表現が素晴らしい。
テーマが“水”だけに、みずみずしいw感性の新人さん登場!
五十嵐大介「海獣の子供」
コレいいよ!