新刊・旧刊をふくめた、まんがレビューblog。 その他、まんがに関すること。 
 
 

2010年5月に買った単行本(新刊のみ)

なぜか写真に輪ゴムが混入してしまいましたが…。w
2010年5月の購入記録です!!

201005購入01
201005購入02
藤こよみ「このこここのこ」(2)(一迅社)【1巻レビュー】
夏目義徳「モチモチ」(1)(講談社)
井上智徳「COPPELION」(7)(講談社)【1巻レビュー】
平尾アウリ「まんがの作り方」(3)(徳間書店)【1巻レビュー】
曽田正人「capeta」(22)(講談社)
KAKERU「魔法少女プリティ☆ベル」(1)(マッグガーデン)【レビュー】
佐藤マコト「無修正学級カラレヤ」(2)(Bbmfマガジン)【1巻レビュー】
飛鳥あると「ゴーガイ! 岩手チャグチャグ新聞社」(講談社)【レビュー】
森田まさのり「べしゃり暮らし」(10)(集英社)
今井哲也「ハックス!」(4)(講談社)【1巻レビュー】
綱本将也/ツジトモ「GIANT KILLING」(15)(講談社)
川島秀雄「女たちよ」(1)(講談社)
F4U「怪獣のテイル」(1)(集英社)
押切蓮介「椿鬼」(1)(ぶんか社)【レビュー】
羅川真里茂「チムアポート」(白泉社)【レビュー】
百名哲「冬の終わり、青の匂い」(エンターブレイン)
小田ひで次「平成マンガ家実存物語 おはようひで次くん!」(1)(エンターブレイン)
田中慧「純愛ステーション」(白泉社)
佐渡川準「ハンザスカイ」(1)(秋田書店)
フクイタクミ「ケルベロス」(1)(秋田書店)
神尾葉子「虎と狼」(1)(集英社)【レビュー】
久米田康治/ヤス「じょしらく」(1)(講談社)
かがみふみを「アシスタント!!」(2)(芳文社)【1巻レビュー】
ねむようこ「午前3時の危険地帯」(1)(祥伝社)
松本英子「荒呼吸」(3)(講談社)【1巻レビュー】
井上雄彦「バガボンド」(33)(講談社)
葛西りいち「あしめし」(3)(小学館)【1巻レビュー】
伊図透「おんさのひびき」(1)(双葉社)


5月もたくさん買いましたw
「魔法少女プリティ☆ベル」衝撃の出オチまんがと思いきや。
1巻のラスト近辺ではシビアな展開
次巻が楽しみな作品です。

「ゴーガイ! 岩手チャグチャグ新聞社」
を取りあげたのは、たぶんウチくらい?w
話がしっかり作られてて、堅実で“読める”作品
こういう作品がもっと評価されると嬉しいな。

「椿鬼」の描く“暗さ”、大好きです!w
「チムアポート」ですが、先月の「朝がまたくるから」に続く羅川真理茂の佳作
ホントに物語作りがうまいなと思います。

「冬の終わり、青の匂い」「ハンザスカイ」「ケルベロス」…とレビューに書きたい作品がまだまだあるので、6月にはなんとか!!

という感じの5月でした。
6月もよろしくお願いしますー。


   01:24 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

羅川真理茂「チムアポート」は、切なくて、温かい読後感に癒される“本格ファンタジー”。

【あらすじ】
僻地にあるザーザ村に一匹の“チムア”がいる。
名前はポート
チムア”とは人間とは異なる者、という意味である。
ウサギのような姿のポートは、薬を作り、人間に売って暮らしていた。
だがチムアは、“魔術”を使うとして人間たちに忌み嫌われていた。
だけど、ジャバ・ウーだけは違っていた…。


チムアポート01
羅川真理茂「チムアポート」(白泉社)

ポートが村人にイジメられているところ、助けてくれたジャバ・ウー
彼は村でただひとり、戦地におもむく“戦士”である。

自分を助けてくれた心優しいジャバ・ウーが、なぜ戦うのか
彼はこう答えた。
チムアポート03
俺が行かなきゃ
誰かが行く
俺が行けば
誰かは
行かなくてすむ
慈愛に満ちたチムアに、戦う理由はわからない
けど、ジャバ・ウーの優しい気持ちは理解できる。

ジャバ・ウーが戦地に行って留守の間。
薬師であるポートは、病弱な彼の母と妹の薬を届ける。

そして。
ちいさな石に願いを込めて、祈るんだ。
チムアポート02
無事で帰ってきてほしい、と…。

ポートが小さな手で、心を込めて祈る“岩石珠撫育”。
純粋でいじらしいその姿に、ちょっと泣けました。


物語は3話で語られ、上記のジャバ・ウーとのエピソードは第1話。
第2話は、行き倒れていた敵の逃亡者・ジョーとのエピソード。
第3話は、ジャバ・ウーが出会うチムア・ピノとのエピソード。
チムアポート04
この第3話がまた泣けるんだよな…。

人間ドラマの名手・羅川真理茂が描く、本格ファンタジー
切なくて、温かい読後感に癒される作品です。
オススメ!

   23:43 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

神尾葉子「虎と狼」は、BL好きヒロインの王道少女まんが!

【あらすじ】
幼いころ両親を事故で亡くした女子高生の美以
いつも、おばあちゃんが切り盛りする定食屋を手伝っていた。
そこに、お互いを“トラ”“オオカミ”と呼びあう2人の男性客があらわれる…。


虎と狼01
神尾葉子「虎と狼」(1)(集英社)

お腹をすかせたトラに、無理矢理に食べさせるオオカミ。
虎と狼02
なにこのシチュエーション。
なんか胸がざわざわするわ。

虎と狼03
つか、めっさ妄想爆発してるやん。


そう、じつは美以はBL好き
ネットにそのテの小説書いてたりするほどのツワモノである。

どんなヒロインだよ…。ww

しがない定食屋の娘ゆえか、世間とズレた感覚の美以はクラスでちょっと浮いている
そんな美以がトラ&オオカミ、ふたりの美形男子と関わって。
さまざまな変化トラブルが巻きおこる…!!


オレ様系で毒舌のオオカミと。
周囲の空気を柔らかくするトラと。
ふたりのラブラブ?なやりとりに注目。
虎と狼06
妄想注意!www

それにしても、BL好きの女子高生がヒロインとは…。
神尾先生、狙ってきましたね!ww
…と思いきや。
虎と狼08 (クリックで拡大)
主人公のミーという子が
BL好きなのですが
私の中学生のときは
そんなことばっかり
考えてました
素なのかよ!
めっさ考えてバットに当ててきたかと思いきや。
まるで目をつぶってのフルスイング。

いや驚きました。
すでに大ヒット作を飛ばした大御所が「目をつぶってフルスイング」できる。
この自由奔放な精神に感服です。

BL好きのヒロインが、王道少女まんがの物語にのっかって。
妙なる味わいを醸しだした…そんな作品。
虎と狼05  
老若男女すべてにオススメできる佳作です。


【注】
トラ&オオカミの素性はわざと書きませんでした。
ネタバレすると楽しさが少し減る気がしたので。
興味があるキミは、ぜひ一読を♪

   23:53 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

押切蓮介「椿鬼」は、山の嘆きに耳を傾けるマタギ少女・椿鬼の“戦い”の物語。

【あらすじ】
マタギの少女・椿鬼はシロビレと呼ばれる銃を背負い、山から山へ渡り歩く。
山の色を見、山の思いを知ることができる椿鬼。
山と人間…各地で起こるいさかいに、椿鬼はあらわれる。
救いの手を差しのべるために…!!


椿鬼05    
押切蓮介「椿鬼」(1)(ぶんか社)

姥捨て。
60歳を過ぎた老人は、山に置いて帰らねばならない掟。
ヤマミサキ神に“極楽へ行く手助け”をしてもらうのだ。

末吉も年老いた母をどおりに山へつれてきた。
だが…。

山は嘆いていた。

椿鬼は見抜いていた。
この山が悪鬼のような人間に汚されていたことを…!!
椿鬼04
欲望に取り憑かれた人間たちに、椿鬼のシロビレが火を吹くッ!!


いや~、グロいです。
なかなかにグロいです。

山に捨てられた老人たち、じつはエライことになってたんですが…。
カットを載せるのはちょっとアレなんで、イメージ画像を。
串刺し (クリックで拡大)
こんな感じ。

まさに地獄絵図
あまりのはっちゃけぶりに、父ちゃん情けなくて涙出てくらぁ!!(古っ!)


山に生きるマタギ少女・椿鬼が山の嘆きに耳を傾け、救いの手を差しのべる。
それだけでなく、ときに暴走した山の意志とも対峙する。
椿鬼07
山と人…両方の事情思いを知る者として。
苦悩しながら、旅をつづける椿鬼。

この旅で彼女がどんな答えにたどり着くのか。
これからに注目したい作品である。


   23:43 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

「LO」表紙の絵師・たかみち「ゆるゆる」第17回登場!

5/19日発売の『月刊ヤングキング』2010年7月号 iconに「COMIC LO」の表紙で有名な、たかみち先生の初めてのまんが作品「ゆるゆる」(第17回)が掲載中!!

たかみち「ゆるゆる」(月刊ヤングキング)関連まとめ

【あらすじ的なもの】
何かを追いかけるように走っていく、ハルカ
みさきたちが声をかけても、気づかずに走っていく…。
ハルカが追いかけていたのは…!?


ゆるゆる1007_01
・たかみち「ゆるゆる」(第17話 追跡)

熱心に下を見ながら。
みさき、ユキの声にも気づかずに走っていく。
ゆるゆる1007_02
なんだろう!?
ボクはハンミョウかと思ったんですが、全然違いましたww
ゆるゆる1007_03
みさき、ユキのふたりも気になって…。
追いかけはじめます!!

ゆるゆる1007_04

子供のころの探検ごっこみたいに…。
何かを一所懸命に探して追いかけて
ちょっと懐かしい気持ちになりました。

ゆるゆる1007_05
ハルカが見つけたものとは…!?
雑誌で確認してみてください。
じつにハルカらしいオチに笑ってしまいました♪


という感じでセカンドシーズン第2話(17話)でした。
4ページなのでアッという間ですね。

これで来月まで待つのは…ちょっとツライかも。
できればもう少し、増ページしていただきたい!!

切に願う5月なのでした…。


そういえばAmazonで「ゆるゆる」のコミックス、定価で売ってないんですよね…。
7netなら定価であるみたいですね。(2010/05/21現在)
icon icon
たかみち「ゆるゆる」(少年画報社) icon

これからの増ページに期待しつつ、来月を待とうと思います!!
ぜひに!!
icon
icon『月刊ヤングキング』2010年7月号 icon



   22:43 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

飛鳥あると「ゴーガイ! 岩手チャグチャグ新聞社」は、地元愛をとどける地方記者の奮闘ものがたり。

【あらすじ】
坂東さきる、27歳。
岩手の新聞社に勤める女性記者。
本社の運動部から異動で支社に行くことになるのだが…!?


ゴーガイ04
飛鳥あると「ゴーガイ! 岩手チャグチャグ新聞社」(講談社)

取材中、手品のタネを見抜いてしまう。
高校球児の打ったライナーを素手でキャッチ

ごく平凡に見えるさきるだが、“目が良い”という武器を持っていた。

そんな彼女に与えられたミッションは…!?
ゴーガイ01
わんこかよ!ww

支局に泥を塗るな”といわれ、フルスロットルで喰いまくる!!
ゴーガイ02
そしてなんと…決勝進出!!

だが。
もう1人の決勝進出者の不正を目撃してしまう…!!
ゴーガイ03

果たして決勝の結果は?
さきるは初仕事をまっとうできたのか…!?


全国紙ではない地方紙の、さらに支局の仕事
派手さもなくインパクトもない。
だけど…!!
地元を愛し、生活している人々がいる。
地に足をつけて生きる人々がいる。

そんな人々の記事にするのが、さきるの仕事である。

地元・岩手への愛と。
そこに住む人々への温かい眼差し。
記者の目をとおして“地方の暮らし”をつづった佳作である!

シブくていい作品ですYO!


   22:24 | Trackback:0 | Comment:2 | Top

KAKERU「魔法少女プリティ☆ベル」は、ガチムチで男気あふれる魔法少女(?)まんが!

【あらすじ】
ふたりの天使、ミルクココアは“神威の呼び鈴”とよばれる“リィン・ロッド”の適合者を探してやってきた。
適合者は、“魔法少女プリティ☆ベル”として悪魔と戦う運命にある。
はたしてロッドの適合者として反応したのは…!?


魔法少女プリティ☆ベル01
KAKERU「魔法少女プリティ☆ベル」(1)(マッグガーデン)

悪魔と戦う魔法少女プリティ☆ベルとして、ロッドが反応した適合者。
それは高田厚志35歳
ボディビルダーだった!!
魔法少女プリティ☆ベル04
まてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇい!!!

ガチムチのボディビルダー魔法少女て!
つか“少女”じゃないだろ。


じつはもう1人、ロッドが反応していた適合者がいたんだ。
美咲エリちゃん、小学4年生。
魔法少女プリティ☆ベル02
これぞ魔法少女!
キミこそプリティ☆ベル!

だが高田厚志、いたいけな少女が悪魔と戦う事態を放っておけず。
魔法少女プリティ☆ベル03
よしわかった!!!
私にまかせなさいっ!!!
ムダな男気イラネぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!


かくして魔法少女プリティ☆ベルになった高田厚志。
一生懸命、悪魔と戦うYO!
魔法少女プリティ☆ベル05
きめぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!
推参て魔法少女のセリフじゃねえっ!!

しかもボディビルのポージングビームを発射
魔法少女プリティ☆ベル06
なんでもアリですか、そうですかww

ガチムチ男気あふれる魔法少女
枕元に1冊、いかがでしょうか!?w



【関連作品】
もうひとつ、男の子が魔法少女になって戦う作品をご紹介。
ガチムチじゃないですがw
ブロッケンブラッド02
塩野干支郎次「ブロッケンブラッド」(少年画報社)
(5巻まで発売中)

こちらは男の子が魔女っ娘として活躍するコメディ。
主人公はドイツ系三世の守流津健一(しゅるつけんいち)。
男子高校生でありながら、女子中学生アイドル・ノイシュヴァンシュタイン桜子として活躍する男の娘。
ブロッケンブラッド01
桜子ちゃん、かわいすぎwwwww

いつも嫌々ながら女装をさせられ、魔女っ娘として戦う相手は…。
変態錬金術師
ブロッケンブラッド03
こんな感じ。

映画や時事ネタを巧みにパロディで、抱腹絶倒は必至!
そして桜子ちゃんがカワイイ!www

「魔法少女プリティ☆ベル」とあわせてオススメしておきます。



   22:58 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

『週刊SPA!』5月18日号に、中村佑介×石黒正数の対談が掲載中!!

アジカンのCDジャケットや、森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」カバーイラストなど。
独特の世界をもつイラストレーター、中村佑介

TVアニメ化も決定した代表作「それでも町は廻っている」ほか、「ネムルバカ」「響子と父さん」など。
“日常モノ”でありつつ、ワクにとらわれない自由な物語が魅力のまんが家、石黒正数

ふたりの対談が『週刊SPA!』5月18日号に掲載されてます。
こいつぁ必見だ!
中村×石黒01
『週刊SPA!』5月18日号 icon


いまから7、8年くらい前、ネットで気になる絵を見つけたんですよ。
それがこんなん。
中村佑介01
絵を描いたのは、中村佑介
レトロな印象でありながら今っぽい感覚。
ひと目惚れしたボクは、思わず絵をプリントアウトして飾ってました。

そして。
連載第1話を読んだ瞬間、ファンになった「それでも町は廻っている」の作者・石黒正数

ふたりが大学時代の同級生だった…と聞いてメチャクチャ驚きました。
自分のなかにある“大切なもの”の根っこが繋がってた感覚
ぞわぞわっときました。

…という個人的話はおいといて。w


対談で面白かったのは、学生時代からお互いを意識してたこと。

石黒 (前略)商業的にも成功するようなものを作っていくのは、たぶんこいつ(中村) しかいないだろうなって。
中村 (前略)(石黒が『アフタヌーン』で賞をとって)それを見てヤバイ、先を越されちゃったと思って、急いでいろんな雑誌や賞に送ってみたんです。自分のイラストを。

中村さんは“次に石黒さんに会うのはプロになってから”と思っていた。
10年経って画集が出たのをキッカケに連絡を取ったとのこと。

中村さんはこの10年、石黒さんのまんがを一切読まなかった
いっぽう石黒さんも、中村さんの絵を見るのがイヤだった、と。


お互いの実力を認めつつ、背を向け続けた10年間…。

文句をいいながらも、お互いの背中を預けて戦う西部劇のガンマンか!
(長ぇ例えツッコミww)

…どんだけ相思相愛なんよ、という話。

アート系でライバルっていうと、嫉妬から相手の足を引っ張りそうなものだけど。
こいつスゲエ!”と素直に認めつつ“でも負けねぇ!”と突っ張って。
腕を磨いて、いまの活躍があるんだなぁ…なんてことを思ったよ。


あとツイッターにもつぶやきましたが。

中村 (前略)漫画を見て漫画を描く、アニメを見てアニメを描くっていう、デフォルメのデフォルメをしちゃうから、線が崩れてくる。そんなの、かわいくな いじゃんって。

線が崩れてくる”って感覚、正直ふわっとしか理解できないですが…。
“オリジナル”の線じゃない、ってコトなのかな!?
中村佑介さんの原画を見れば分かると思いますが、線がホントに綺麗
“線”へのこだわり、自分だけの線をひく意思が感じられる発言、印象に残りました。


まんがとイラスト。
フィールドは違うけど、お互いが認めあって。
戦友”ってこんな感じなのかなと思いました。

石黒さんは顔出しを嫌うかたなので、こんだけ出るのは貴重(なハズ!w)。
いますぐ書店orコンビニでチェックしてみてくださいな!!

それにしても、石黒さん…。
イケメンすぎて女性に見えてしまいました。w
中村×石黒02

icon icon
『週刊SPA!』5月18日号 icon
   23:55 | Trackback:0 | Comment:2 | Top

郷田マモラ「星屑の少年たちへ」は、臨床心理士が読み解く“現代の病”の物語。

【あらすじ】
大阪の下町にある思春期外来で働きはじめた十文字南
新米の臨床心理士でありながら、優れた観察眼で少年少女の“闇”に切りこんでいく。
だが、に相談に来たひとりの少年が事件を起こしてしまう…!!


星屑の少年たちへ01
郷田マモラ「星屑の少年たちへ」(1)(双葉社)

200人を越える応募のなかで、クリニックに採用された南。
どれほど優秀なのかと思ったら、ヘラヘラ笑う変わった子
さらに、いじめ相談に来た女の子に…。
星屑の少年たちへ02
いじめられて
ムッチャ
ラッキーやん!!
コラアアアアアアアァァァ!ww

いじめられるのは、目立ってるから。
いじめっ子は、自分より輝いてるあなたに嫉妬している
だから気にせず夢である女優に向かってガンバレ…とアドバイス。

案の定、先輩にコッテリと絞られるんだけど…。
星屑の少年たちへ03
じつは深い部分まで見抜いてのアドバイス。
実際、女の子はフッ切れた様子でクリニックをあとにする…。

一瞬にして相談者の心を開く“”を見つける観察力。
その秘密は、南自身が幼いころ虐待を受けていたという過去にあった。
星屑の少年たちへ06
父親にも、母親にも虐待され。
そのうえ父親は何者かに殺され、家は放火されてしまう…。
悲劇的な状況のなか、南は猛勉強の末、臨床心理士になった。
それは、同じような境遇の子を救うため。
星屑の少年たちへ04
子供たちの“”と向きあうこと。
判断を間違えると危険な事態をまねく可能性もある、シビアな仕事
“武器”である観察力を活かし、少しずつ成長していく南の奮闘記。

南たち臨床心理士が読み解く“現代の病”に注目していただきたい。


   23:44 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

手原和憲「ミル」は、猫で女子高生でおばあちゃん!? おもしろ(化け)猫まんが!

【あらすじ】
東京でひとり暮らしをしていた大学生・アキのアパートに突然、女子高生がやってくる。
その正体は、なんと実家で飼っていた猫・ミル
ミルは化け猫で、人間に化けてアキに会いに来たのだった…。


ミル01
手原和憲「ミル」(1)(小学館)

かわいい女子高生が突然やってきて同居生活
…それなんてエロゲ!? と思いきや。
ミル02
私…こう見えても、
86歳やけん。
ちょww
見た目は女子高生で、実は86歳
その正体は化け猫って…なにこのマトリョーシカ状態

猫になって魚を食べたかと思えば、アキにお弁当を作りはじめる。
フリーダムに振る舞うミルの一挙一動が面白い。
ミル03
マイペースな猫の性格と、お節介なおばあちゃん。
ふたつの性格が女子高生のビジュアルで展開される…なんちゅうカオスww

そして、ちょっと切ない“化け猫”としてのミル。
普通の猫とちがい死なないミルは、飼い主との別れを繰り返してきた。
ミル08
ずっと死なないネコでもいれば、
飼うけどね…
子供のころ、飼い猫に亡くしたアキ。
寂しがり屋のアキは、死なない猫をもとめていた。
そこに、別の飼い主と別れたばかりのミルが出会う…!!

きっと、いつか。
別れるときがやってくる。
アキも、ミルも、それを知っている
だからこそ、お互いを思いやることができる。

飼い主と化け猫、不思議なあたたかさが心地よい物語。

かわいくて、楽しくて、ちょっと切ない同居生活。
猫好きのキミには超オススメです♪


【おまけ】
急いだら猫に戻っちゃったり。
ミル06
疲れたらつい猫の本能が出ちゃったり。
ミル07
ミルかわいいよミル!
ああボクも猫にマクラを取られたい!!
ミル04
やっぱ猫ってかわいいですねー。ww

   23:48 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

2010年4月に買った単行本(新刊のみ)

GWまっただ中ですが旅行にも行ってないhebitaroです。
2010年4月の購入記録、ドーンといってみよう~!!

201004購入01
201004購入02
201004購入03
西村繁男/次原隆二「少年リーダム 友情・努力・勝利の詩」(3)(4)(新潮社)1巻レビュー
水上悟志「戦国妖狐」(4)(マッグガーデン)
1巻レビュー
羽海野チカ「3月のライオン」(4)(白泉社)
大城ようこう「こはるの日々」(1)(講談社)
レビュー
都築和彦「やまとものがたり」(講談社)
虎哉孝征「カラミティヘッド」(1)(講談社)
平井清/篠崎司「このねこばなし」(講談社)
レビュー
中田ゆみ「ちゅーぶら!!」(5)(双葉社)
かがみふみを「きみといると」(3)(双葉社)
1巻レビュー
つばな「第七女子会彷徨」(2)(徳間書店)1巻レビュー
ゴトウユキコ「R-中学生」(1)(講談社)
SUEZEN「パーコレイション」(JIVE)
レビュー
岩本ナオ「町でうわさの天狗の子」(6)(小学館)
岩本ナオ「雨無村役場産業課兼観光係」(3)(小学館)
1巻レビュー
篠原建太「SKET DANCE」(12)(集英社)
葦原大介「賢い犬リリエンタール」(2)(集英社)
1巻レビュー
渡辺航「弱虫ペダル」(11)(秋田書店)1巻レビュー
施川ユウキ「12月生まれの少年」(2)(竹書房)1巻レビュー
河内遙「真空片恋パック」(白泉社)
河内遙「縁側ごはん」(芳文社)
野村宗弘「とろける鉄工所」(4)(講談社)
1巻レビュー
野村宗弘「ものものじま」(1)(小学館)
若木民喜「神のみぞ知るセカイ」(8)(小学館)
1巻レビュー
入江謙三/橋口たかし「最上の命医」(10)(小学館)
雷句誠「どうぶつの国」(2)(講談社)
1巻レビュー
日向武史「あひるの空」(27)(講談社)
羅川真里茂「朝がまたくるから」(白泉社)
レビュー
たかみち「ゆるゆる」(少年画報社)レビュー
甘詰留太「ハッピーネガティブマリッジ」(1)(少年画報社)レビュー
室井滋/たきむらりゅうじ「東京バカッ花」(下)(メディアファクトリー)上巻レビュー
綱本将也/ツジトモ「GIANT KILLING」(14)(講談社)
ひぐちアサ「おおきく振りかぶって」(14)(講談社)
鈴木小波「アクジキ」(1)(角川書店)
紺野キタ「cotton」(幻冬舎)
清野とおる「東京都北区赤羽」(4)(Bbmfマガジン)
1巻レビュー
村上かつら「淀川ベルトコンベア・ガール」(1)(小学館)レビュー
手原和憲「ミル」(1)(小学館)
郷田マモラ「星屑の少年たちへ」(1)(双葉社)
原秀則「冬はなび」(小学館)
三島衛里子「高校球児ザワさん」(4)(小学館)
1巻レビュー
二ノ宮知子「のだめカンタービレ」(24)(講談社)
松智洋/矢吹健太朗「迷い猫オーバーラン!」(1)(集英社)
大場つぐみ/小畑健「バクマン。」(8)(集英社)
1巻レビュー

4月もまたイイっすね!
大城ようこう「こはるの日々」平井清/篠崎司「このねこばなし」と『good!アフタヌーン』は佳作を送りだしてますね!
雑誌名は正直微妙(?)と思ってたのですが…w

羅川真里茂「朝がまたくるから」(白泉社)傑作
深く静かにテーマに向きあう姿勢にズキュンときます。

たかみち「ゆるゆる」(少年画報社) は“まんが人blog”の課題図書ともいえる作品。
素朴な少女たちが愛らしくてたまりません

甘詰留太「ハッピーネガティブマリッジ」(1)(少年画報社)
は、年齢=彼女いない歴の30歳童貞という、非モテフルハウス主人公の行動がズキュンズキュンと胸にくるぅ!
思わず応援したくなる主人公です。

村上かつら「淀川ベルトコンベア・ガール」(1)(小学館) 、村上節きましたね!
後半、那子の学校生活がヒリヒリと痛くて泣きそうでした。

手原和憲「ミル」(1)(小学館) はまだレビュー書いてませんが、オススメの新人さん!
ミル可愛いよミル! ということでレビューお楽しみに。

郷田マモラ「星屑の少年たちへ」(1)(双葉社) 、これもレビューまだですがさすがの実力派。
重いテーマを丁寧に骨太に描く手法…丹田あたりにズッシリとメッセージが伝わります。
全3巻くらいにコンパクトにまとめる予定、とのこと。
続きが楽しみです。


“とくにオススメ”の作品を右カラムに表示する?という課題ですが。
いまだ悩み中。
ただレビューがどんどん埋もれていってしまうので、なんとかしたい。
近々手を打つ予定…です!w
   01:06 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

村上かつら「淀川ベルトコンベア・ガール」は、痛くて淋しくて温かい、16歳のワーキング・ガールストーリー。

【あらすじ】
油あげを作る工場で働くかよは、16歳。
職場は年上の大人ばかり。
みんな優しくて居心地はいい。
…だけど。
かよは“友だち”がほしかった。
お互いを一番に思いあえる、友だちが…。
そんなある日、年の近い女の子が工場にやってきた…!!


淀川ベルトコンベア・ガール01  
村上かつら「淀川ベルトコンベア・ガール」(1)(小学館)


橋の下で、頭上を通る上りと下りの電車がすれ違うとき。
大声で3回、願いごとをいう。
もしその声がかき消されなければ、願いごとは叶うという。
淀川ベルトコンベア・ガール03

ともだちが
ほしい!!

かよは叫ぶ。

故郷を離れたった1人、住み込みで働く、かよ。
工場への道、高校生とすれ違うとき。
いつも、かよは下を向いていた
うらやましい気持ちを必死で否定していた。

そんなかよの“願い”が切なかった。
願かけにすがる、かよの気持ちが哀しかった。


かよの願いが叶ったのか、同世代の少女・那子が工場へ。
淀川ベルトコンベア・ガール02
クールで美人の那子は、周囲から距離をとっていた。
那子には話したくない“事情”があったのだ…。


働く16歳・かよ。
ベルトコンベアの前に立ち、油あげを作る毎日。
淋しさにつかまりそうになりながら、働き続ける日々。
貴重な“青春の時間”を淡々と労働に注ぎこむ日々。

こんなふうに働くかよの崇高なたたずまい
那子は“触れてはいけない”大切なものとして心に刻み込む…。
淀川ベルトコンベア・ガール04
純粋で世間知らずのかよが、那子との出会いでどう成長するのか
傷つくだけで終わるのか。
それとも…!?

痛くて淋しくて温かい、16歳のワーキング・ガールストーリー。
超オススメ!
   00:06 | Trackback:0 | Comment:0 | Top
 
 
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