新刊・旧刊をふくめた、まんがレビューblog。 その他、まんがに関すること。 
 
 

美内すずえ「ガラスの仮面」休載中! 50巻発売に向けて大コラボ祭りが進行中!!

2/26発売『別冊花とゆめ』2013年4月号「ガラスの仮面」休載中
そしてやっぱり“連載再開情報なし”“コミックス情報なし”
ただ、今回は怒濤のコラボ祭りが発表されました!!
ガラスの仮面1304_01
コラボ第1弾はアニメ化
タイトルは「ガラスの仮面ですが」
いわば“ガラかめ”のキャラや設定を使って、ギャグアニメを作る!
ということですね。

マヤたちがレディースになって大暴れする、「ガラスの仮面ですが・レディース」。
OLとして仕事をする「ガラスの仮面ですが・OL」。
マヤが正義の味方になる!? 「ガラスの仮面ですが・セーラー仮面」。
という具合に、ちょっとシュールな世界が展開されそう。

アニメを担当するのは「秘密結社 鷹の爪」のDLE
公式サイト

放送は4/7(日)から。
毎週日曜日 21:54〜22:00
BS 12ch 全国無料放送

とのこと。
“ガラスの仮面ですが何か!?”といわんばかりのタイトル。
どーなっちゃうのか少し心配ですが…(笑)。
ファンが楽しめる小ネタがたくさんあるといいなぁ。

コラボ第2弾は“ガチャ”。
ガラスの仮面1304_02
紫のブックチャーム”として全5種+レア1種のラインナップで登場。
お近くでガチャを置いているところは、検索できるみたい。
ガチャ検索

ちょっと面白いなと思ったんですが…。
ガラスの仮面1304_07
桜小路ver.いらなくねぇか!?w
イルカのペンダントてwww

魂のかたわれver.チャームはなんでしょうね…!?
まさかダブルベッドではありませんよねw
ガラスの仮面1304_08
4月発売予定とのこと。
ちょっと楽しみですね。

桜小路ver.出たらヘコむわ〜ww

コラボ第3弾は“マンガ皿”!!
ガラスの仮面1304_03
マンガ皿
とは、まんがによくある効果とかが描いてるお皿
comicalu

どんなになるんでしょう…!?
泥まんじゅうしか思いつかないww

コラボ第4弾は“Tシャツ”!!
ガラスの仮面1304_04
人気セレクトショップのBEAMSが「ガラかめ」Tシャツをプロデュース!!
デザインは続報にて…とのことですが。

単純に紫のバラをあしらうばかりじゃなくて。
水城さんのスパイめがねをプリントするとかしてほしいw
(ほしいのはボクだけかww)


ほかにもサプライズ企画が進行中とのこと。
楽しみに待ちたいですね…!!

来月は“ガラスの仮面スペシャルBOOK”が付録で登場!!
久世番子先生のコミックエッセイなど、充実のラインナップ。
ちょっと楽しみが増えました。^^

ガラスの仮面1304_06

…で、50巻は!?
w
鋭意制作中、とのこと。
ガラスの仮面1304_05
いましばしの辛抱!
もうすぐ発売される50巻まで。
気長に待ちましょう♪



   23:30 | Trackback:0 | Comment:17 | Top

美内すずえ先生がゲスト! 文化庁メディア芸術祭 功労賞シンポジウム「少女漫画の立役者」に参加しました!

美内すずえ先生がゲスト出演!
文化庁メディア芸術祭で功労賞を受賞した小長井信昌さん出演のシンポジウム「少女漫画の立役者」に行ってきましたよ!

昨年から今年にかけて、美内先生を見たのは3回目
正直、別々に暮らしてるキョーダイより頻繁に顔見てますw
いよいよ追っかけみたいになってきたww
国立新美術館01
場所は国立新美術館
オサレな建物ですねー。

小長井信昌さんについては何度も記事にしていますので、簡単に。

集英社で『別冊マーガレット』を150万部の雑誌に育て、白泉社では『花とゆめ』『LaLa』の創刊に関わり、少女まんがの黄金期を創りあげた伝説的な編集者

…とのこと。
(いただいたパンフを参考にしました)

小長井信昌さん関連のイベント記事も参考に。
トークイベント「美内すずえと少女マンガを語ろう!」に行ってきました!
永遠の少女マンガ 名物編集長が語る少女マンガ史」
→ (第1回)※近日公開
→ (第2回)※ゲスト・成田美名子
→ (第3回)※ゲスト・美内すずえ、笹生那実


今回のシンポジウムは、小長井信昌さんを囲み、編集長当時のエピソードを語っていただく…という感じのもの。
司会はマンガ研究者のヤマダトモコさん。

…で、17時15分スタートのはずなのに、なかなか始まらない。
美内先生が遅刻したのかw
ボクにはわかってました。
なぜならば。

司会のヤマダトモコさんのツイッターでの発言を見てたので。
(証拠のツイートw)

小長井さんは先に現地にいってた。
そこにヤマダさんが昼食後に合流…ということは遅れる要素皆無

シンポジウムは7〜8分遅れでスタート。
美内先生は最初の発言でサントリー美術館のほうに行っちゃって」とカミングアウト。
てへぺろキター!ww
美内先生のドジッ子ぶりに会場は和んだのでした。うん。

さて講演の内容ですが。
いつものメモ&記憶を頼りにした文章なので、ご容赦を。

講演が始まるやいなや、小長井さん。
編集者は裏方だから表に立つ“役者”って訳じゃないんだよな…。
と「少女漫画の立役者」というタイトルに、軽くひとツッコミw

編集はまんが家がいい作品を描くための裏方。
その生き方が染みついてるんでしょうね。^^

そんな小長井さんのモットーは。
まんがは“分かりやすくなくてはならない”。
まんがは“面白くなくてはらならい”。


面白い、というのは漠然としすぎてますが。
興味を引かれたり感動したり共感したり…。
つまりは心を動かされるものである、ということ。

わかりやすい、とは。
もともと“まんが”は子供のものから発展してきた表現。
だから分かりやすくあるべきだ、ということ。
難しい題材を難しく描くのは簡単だけど、それをかみ砕いて作品にするべきだ、という姿勢なんでしょうね。

これに関連して、美内先生は「ガラスの仮面」小学5年生の子が読んでも理解できるように、考えて描いたことを語ってました。

さらに美内先生は、まんが家の性格や適正を見たうえで、才能を伸ばす名人だ、と小長井さんを絶賛。
10代のころ、美内先生がどんな質問をしても、即答でこたえてくれた、という物知り。
さらに、まんが家さんが“面白かった”といってた本はチェックして、こっそり読むという勉強家とのこと。

また、美内先生は“まんが家が挑戦したいこと”に後押してくれたこと感謝していると。
以前のイベントでも語られていた「ナオは光の中で」の、予告ではバレーボールものだったのに、演劇ものをやりたい、と美内先生が言い出したとき
“やりなさい”と言ってくれたこと。
「面白そうだからやってごらん」といわれたことが、美内先生はホントに嬉しかったのだそうです。

まんがは“分かりやすくなくてはならない”といいながらも。
小長井編集長時代の『LaLa』では「綿の国星」「日出処の天子」など、素晴らしい文学的な作品が生まれている。
その理由を見た気がします。^^

そのうち話は「ガラスの仮面」がなぜ面白いかという方向に。

小長井さんは“第1回から面白くなくちゃダメ。「ガラスの仮面」はそこが素晴らしかった”と絶賛。
とくに続きが読みたくなる“引き”がすごい。
そして1話、1話がちゃんと面白く話が作られていると。
連載だから、途中をつなぐドラマ的に平坦な回があってもおかしくないけど。
ちゃんと毎回ヤマありタニあり、にできている。
そこに人気の秘密があるんじゃないか、というお話でした。^^

…という感じ。
いままで何度も小長井さんのイベントに出ているので。
正直、聞いた話が多かったですw

でも、美内先生が“自分を見つけてくれたこと”“拾ってくれたこと”への感謝を熱く語っていたのがとても印象的で。
感動してしまいました。

「ガラスの仮面」が生まれたのも。
小長井さんあってのこと。
人と人との出会いってすごいなーと思った次第です。

小長井さんの仕事ぶりについては以下の本が詳しいです。
興味がある方はぜひに−。

わたしの少女マンガ史―別マから花ゆめ、LaLaへ
小長井 信昌
西田書店 (2011-08-17)
売り上げランキング: 121,530

国立新美術館02
文化庁メディア芸術祭は2/24まで
「ましろのおと」の羅川真里茂さんや、「岳」の石塚真一さん原画も見られます。
入場無料なので、ぜひチェックを♪
   01:34 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

トークイベント「永遠の少女マンガ 名物編集長が語る少女マンガ史」(第2回)に参加しました!

江東区の森下文化センターにて開催された「永遠の少女マンガ 名物編集長が語る少女マンガ史」(第2回)に行ってきました!(2013/01/20)
永遠の少女マンガ03_04
・森下文化センター

元『別冊マーガレット』編集長で『花とゆめ』『LaLa』の創刊に関わった少女漫画界の伝説的人物・小長井信昌さんが語る“少女まんがの歴史”講座

第2回は「マンガ家と語ろう(1)」。
ゲストは成田美名子さんでした。
(聞き手として『メロディ』の編集長さんも)

→ 第1回記事(近日公開予定)
第3回記事


第2回は、白泉社が発掘した新人第1号という成田美名子さんをゲストに、当時のエピソードなどが語られました。

毎度のことながら走り書きのメモを頼りに書いてますので、間違いがあったらご容赦ください。

・デビューについて
デビューの前に『LaLa』の似顔絵コンクール2位に入賞
カラーテレビをゲットしたとのこと。
のちに『花とゆめ』に掲載される「一星へどうぞ」でデビュー。
当時17歳。
小長井さんいわく「新人でこれだけ描ける人は見たことがない」

成田さんの絵のホントの凄さ原画を見るとわかります。
1998年だったかな!?
「少女まんがの世界展」という展覧会で成田美名子さんのカラー原画を見て、印刷技術って限界があるんだ、と思いました。
チャンスがあれば、ぜひ原画を見てほしいですね。

・家庭環境など
まんがを描いてなかったらデザインの学校に行きたかった、という成田さん。
(デビュー作「一星へどうぞ」のタイトル文字は自分で描いた)
まんが家になることに家族の反対はとくになかった。
それはおじ(成田亨)がいたからだと思う。

成田亨は「ウルトラマン」のデザインを手がけた有名なデザイナー
成田亨wiki

成田さんファンには有名ですが、結構知らない人が多かったみたい。
ボクは知ってましたけどねw ドヤア
(青森県立美術館に常設展示されています)
成田亨所蔵作品リスト(青森県立美術館)

・絵のエピソード
「CIPHER」においてアメリカの日常生活を描くため、アメリカから家庭ゴミを送ってもらっていた。
傘についた水滴の絵を描くため、実際に傘に霧吹きで水をかけて観察した

そのほかファンに有名な話として。
「NATURAL」でバスケを描いてたんだけど、参考のためバスケットシューズを手に入れ、裏側の凸凹を1時間くらい眺めてた…とかw
ホントに“絵描き”なんだな、と感嘆しちゃいます。
ちなみに、最近日本画を習い始めたそうです。
(当然その絵も激烈に上手かったですw)

・創作について
毎回、次回の話がわからない。
1話終わって次回はどんな話ですか?と聞かれても答えられない。
→キャラクターの生き方、行動ありきで話を考えているため。

ちなみにラストだけは決まっているそうです。
(現在連載中の「花よりも花の如く」もラストは決まっているとのこと)

…という感じでした。
いまメモを読み返したら、意外と記事にできるトコが少ない…。
第3回よりボリューム少なめでスミマセン。

あと質疑応答で印象的だったのが。
「最近は伏線を分かってもらえていない気がする」と成田さん。
いままでまんがを読んでなかった人が読んでるのかしら?」とおっしゃってました。

成田さんがデビューしてから35年
時代とともに読者はどんどん入れ替わってますからね。
そんな中、まんが家として一線で活躍しつづける成田さん。
ホントに凄いです。

興味を持った方は、ぜひ作品をチェックしてください。
とくにオススメは「エイリアン通り」「CIPHER」です。

エイリアン通り(ストリート) (第1巻) (白泉社文庫)
成田 美名子
白泉社
売り上げランキング: 175,301
Cipher (第1巻) (白泉社文庫)
成田 美名子
白泉社
売り上げランキング: 108,837
   00:10 | Trackback:0 | Comment:2 | Top

星里もちる「あっちもこっちも」は、爽やかで心がじんわり温かくなる読後感が魅力の初短編集!

【あらすじ】
次元の亀裂を修復するため、スイーツ好きの彼女とタイムスリップをするSFコメディ「スイーツメモリーズ」(前後編)。
偶然出会った美人を追いかけるも、なぜか姿が消えていた…。
大人の男女の出会いを描いた「朝まで待てない」ほか、合計8編収録の短編集。
デビュー27年で初めての短編集というから驚きです!!


あっちもこっちも01
星里もちる「あっちもこっちも」(小学館)

「ちゃんと描いてますからっ!」 「ハルコの晴れの日」 など。
当ブログで何度か紹介してきた星里もちるの初(!)短編集

次元に生じたを修復するため。
和樹とスイーツ好きの翔子は、タイムスリップを敢行!
…と、そのまえに。
ふたりは、思い出の日へとタイムスリップする…。

出会ったころの気持ちが変わってしまって。
微妙になってしまったカップルの距離感
だけど変わっていないことも、あったんだ。

「スイーツメモリーズ」は爽やかな読後感が味わえる“一品”でした。
あっちもこっちも02
・「スイーツメモリーズ」より

「スイーツメモリーズ」試し読み(前編のみ)

星里もちる作品は読後感が爽やかで。
ほんわかと心があたたかくなるのがいいですね。^^
とくにオススメが「道草探検隊」「パパと呼ばれたい」の2作!

20年飼っていた猫の“ちゃぼ”が亡くなって。
直後に母親交通事故で亡くなった。
パパとふたりで暮らしてる7歳の友香は、ある日“ちゃぼ”とそっくりの猫を見かける…!
あっちもこっちも03
・「道草探検隊」より

“ちゃぼ”そっくりの猫を追いかける友香の“思い”とは!?
そっくり猫がつむいだ、父と娘の心のドラマ
猫を追いかけた父娘は、意外な結末へとたどりつく…。

心に残る1作になりました。


もう1作は「パパと呼ばれたい」
あっちもこっちも05
・「パパと呼ばれたい」より

アニメの演出を生業とする芝田プロポーズの覚悟を決めていた。
相手の沙織は、まだ小さな娘・明菜を連れていて。
芝田は明菜に“パパ”と呼んでほしいのだけど…。

子供向けアニメを演出する芝田だが、まだ先輩に認められてなかった。
いわく、子供の気持ちがわかってない。

認められたい。
パパと呼んでほしい。
そして、沙織さんと一緒になりたい…!


あっちもこっちも06

だが芝田の思いは空回り
子供と向き合う自信を失ってしまう。
そんなとき、先輩が倒れる大ピンチ!
芝田は急遽、最終回のコンテを切ることになるのだが…!?

80年代のアニメ業界を舞台に、真剣に作品に打ちこんで。
子供と向き合う芝田の姿が印象的な短編でした。

ほかにも。
この短編集のタイトルと「ちゃんと描いてますからっ!」の元になった「パパ! あっちもこっちも」もショート作品(4話)なんだけど可愛くて楽しいし。
あっちもこっちも07
・「パパ! あっちもこっちも」より

読みごたえある作品がぎっしりと詰め込まれた、珠玉の短編集
ぜひご一読を!^^


   02:04 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

トークイベント「永遠の少女マンガ 名物編集長が語る少女マンガ史」(第3回)に参加しました!

江東区の森下文化センターにて開催された「永遠の少女マンガ 名物編集長が語る少女マンガ史」(第3回)に行ってきました!
永遠の少女マンガ03_04  
・森下文化センター

元『別冊マーガレット』編集長で『花とゆめ』『LaLa』の創刊に関わった少女漫画界の伝説的人物・小長井信昌さんが語る“少女まんがの歴史”講座

第3回は「マンガ家と語ろう(2)」。
ゲストは美内すずえさん、笹生那実さんでした。

→ (第1回記事)近日公開予定
→ (第2回記事)

※第3回のゲストが美内先生なので先行公開w

今回の講座は“少女マンガ史”。
なので戦前の少女まんがから、戦後の貸本時代、その後の24年組の活躍などなど。
美内先生が“読者”だったころの実体験を含めてトークをする…という感じ。

そして美内先生の親友だった「スケバン刑事」の和田慎二さん、笹生那実さんの親友だった三原順さんの話などが語られました。

…ということで「ガラスの仮面」関連の話は少なかったかな。
「ガラスの仮面」誕生秘話などは以前のイベントで語ったこととほぼ同じでした。
気になる方は過去のイベント記事を読んでみてください。

トークイベント「美内すずえと少女マンガを語ろう!」に行ってきました!


それでは講義とトークの内容をざっと。
走り書きのメモと記憶を頼りに書いていきますので、間違いがあったらご容赦を…。

・デビュー秘話
美内さんは『別冊マーガレット』に投稿した「山の月と子だぬきと」という作品でデビュー。
じつは、その前に貸本漫画『ゆめ』に原稿を送っていた
その雑誌の編集さんが親切で、まんがの描き方をいろいろ教えてくれた
当時、線を描くときの力が均一ではなく、ふっと力を抜いてしまうクセがあった。
そこを直せと指摘してくれたり、とても勉強になった。
で、そのクセを直して送ったのが『別冊マーガレット』w
かくして受賞作は生まれたのであったww

・カラーの描き方
16歳でデビューして、まだ大阪にいた美内さん。
上手にカラーを仕上げる方法がわからない…。
すると小長井さんが高橋真琴さんのカラー原画を送ってくれた!
現在ではありえない話ですね…w

・まんが関連の逸話(1)
美内さんは当時連載していた、ちばてつや「リナ」が好きで。
兄に娘が生まれたとき“良い名前ない?”と聞かれたとき「リナがいいよ」と答え、名前はリナになったという。(漢字かカタカナかは不明)

・まんが関連の逸話(2)
美内さんが好きだった作品に、谷口ひとみ「エリノア」がある。
17歳のデビュー作にして衝撃的な内容だったこの作品。
後日、美内さんがまんが家仲間に“「エリノア」って知ってる?”と聞くと、全員が“知ってる!”と答えたほどだったという。
だが、谷口ひとみはデビューの後すぐに亡くなり、次回作が読めることはなかった…。
(のちに復刊ドットコムで二度にわたって復刊されたそうです)
谷口ひとみ「エリノア」

・まんが家との逸話(1)
美内さんは矢代まさこさんのファンで、会いに行ったときの話。
(会いに行けるって時代を感じさせますね)
なんと部屋にあげてくれた矢代さん。(優しい…)
その矢代さんに「絵をください」とずうずうしく(美内さん・談)お願いする美内さん。
驚くべきことに、原稿にペンで絵を描いてくださったという…!!
いい話や…。^^

・まんが家との逸話(2)
萩尾望都「11月のギムナジウム」を読んで衝撃を受けた美内さん。
こんなすごい方にはぜひ会いたい!と思っていた。
(美内さんはすごい人が現れても“ライバル”とか思わず、ファンになってしまう、と語っていました)
美内さんが旅館でカンヅメになっていたとき、同じ旅館にカンヅメになってた竹宮恵子さんのアシスタントとして萩尾望都さんが来てる、との情報を聞きつけて会いにいく。
すると、ミノムシみたいに布団にくるまってた中からムクッと起き出した萩尾望都さんは、髪はボサボサでトーンの切れ端とかくっついてるエライ状態!
作品の理知的な雰囲気とのギャップに驚いたのだという話。
(小長井さんの「カンヅメになってるときに会ったらダメだよ、初めて会うときはオシャレしてからじゃないと」というツッコミに会場爆笑w)

・少女まんが史について
ある日突然、ぽっと名作が生まれてくることはない。
美内さんは手塚さんにものすごく影響を受けたけど、その手塚さんも「のらくろ」に影響を受けていたり。
前の世代で活躍した作家さんたちの影響を受けて、新しいものが生まれてくる。
そしてその影響を受けた次の世代がまた、素晴らしい作品を生み出していく…。
美内さんが熱く語っていたのが印象的でした。

・和田慎二さん、三原順さん
美内さんと和田慎二さんは同年代。
でも美内さんは16歳でデビュー。
和田さんは20歳でデビュー。
なので、私の方が先輩なんです!(ドヤァ)
…という美内さんお茶目w

和田さんは食べることが大好きでステーキやらケーキやらが大好き。
そして運動もしない。
三原さんは“タバコと光合成で生きてる”といわれるくらい、何も食べない。
「足して2で割ればよかったのにね」という小長井さんw
(和田さんが亡くなったことを「ぼくはね、怒ってるんですよ」といった小長井さんの熱さに泣きそうに…)

和田さんと美内さんは興味の方向も似ていて
小長井さんは作家さんの創作欲を刺激する本を薦める名人だったんだけど。
ふたりとも薦められたのが、同じ「モンテ・クリスト伯」
それに刺激を受けて、美内さんは「燃える虹」を描き、和田さんは「銀色の髪の亜里沙」を描いたという。

和田さんの四十九日は美内さんの旦那のお店で行われて。
多くのまんが家さんが集まりました。
お経を読んだのは小長井さん(お坊さんの免許があるのだそう)。
このときに描かれた色紙は森下文化センター「永遠の少女マンガ展」で飾られています。(2013/02/11まで)
永遠の少女マンガ展@森下文化センター

※ちなみに上記マンガ展、成田美名子さん、三原順さんなどの貴重な原画が見られるいい展示でした。
あと、たくさんの少女まんがが置いてあって読み放題w
近くだったら通ったのにな…。


三原さんは10代のころから「はみだしっ子」の構想があった。
笹生さんは三原さんに会うたび、スケッチブックにいろいろ描いてもらったんだけど、連載前からすでにあのキャラたちは描かれていた。
(多少設定が違ってはいたけども)

1982年の時点で原発問題に焦点をあてた「Die Energie 5.2☆11.8」を描いていた
(一時期ツイッターなどで話題になりました)
以下の文庫に収録されています。

三原順傑作選 (’80s) (白泉社文庫)
三原 順
白泉社
売り上げランキング: 1,950

そしてチラッと紹介されたのが、三原順秘蔵作品集「LOST AND FOUND」
ちょ…!! 知らなかったよ!!
知ってたら注文したのに…。TT
少しだけ見せてくれた、三原順のマンガ背景の描き方「パース教室」が緻密でスゴかった…。
三原順秘蔵作品集「LOST AND FOUND」

…という感じでした。
なんだこの字ばっかりの記事ww
写真撮影禁止だったので、申し訳ありません…。
永遠の少女マンガ03_01
・森下文化センター周辺(のらくろカワユス…)

あ、そうそう。
かんじんの「ガラスの仮面」50巻ですが。
「執筆中です」とのことでしたよ〜!!

会場では拍手が起きてましたが。
あれ? 3月26日発売だよね!?
なぜ告知しない!?ww
まさかwww


と、ファン特有の疑心暗鬼発作がww
永遠の少女マンガ03_02
手作り感あふれるのらくろに癒されつつ…。
心をピュアにして、3/26を待ちましょう〜。^^
   01:41 | Trackback:0 | Comment:4 | Top

2013年1月に買ったコミックス(新刊のみ)

あっという間にもう2月!!
時の流れに正直ガクブルしてます…。
では1月の購入記録です!!
201301購入記録
久保ミツロウ「アゲイン!!」(7)(講談社)
鬼頭莫宏「のりりん」(6)(講談社)
鬼頭莫宏「なにかもちがってますか」(3)(講談社)
東村アキコ「主に泣いてます」(9)(講談社)
ツナミノユウ「彗星継父プロキオン」(1)(講談社)
活又ひろき「午後のグレイ」(1)(講談社)
綱本将也/ツジトモ「GIANT KILLING」(26)(講談社)
大城ようこう「こはるの日々」(4)(講談社)
新川直司「四月は君の嘘」(5)(講談社)
榎本智「男魂ロック」(1)(講談社)
木葉功一「ディザインド」(2)(講談社)
柳内大樹「軍艦少年」(1)(2)(講談社)
南Q太「ひらけ駒!」(8)(講談社)
椎名軽穂「君に届け」(18)(集英社)
榎屋克優「日々ロック」(4)(集英社)
マドカマチコ「WxY」(2)(集英社)
水城せとな「失恋ショコラティエ」(6)(小学館)
やまざき貴子「——準備中。」(2)(小学館)
荒川弘「銀の匙」(6)(小学館)
とよ田みのる「ラブロマ」(4)(小学館)
冬川智子「あんずのど飴」(小学館)
冬川智子「水曜日」(小学館)
山田玲司「美大受験戦記 アリエネ」(小学館)
高尾じんぐ「くーねるまるた」(1)(小学館)
吉田聡「七月の骨」(5)(小学館)
星里もちる「星里もちる短編集 あっちもこっちも」(小学館)
水森暦「はじまりのにいな」(4)(白泉社)
緑川ゆき「夏目友人帳」(15)(白泉社)
成田美名子「花よりも花の如く」(11)(白泉社)
えりちん「描かないマンガ家」(4)(白泉社)
中村明日美子「君曜日 鉄道少女漫画2」(白泉社)
吉木まさかず「ハダカノタイヨウ」(1)(秋田書店)
宮崎克/吉本浩二「ブラックジャック創作秘話」(2)(秋田書店)
吉川景都「葬式探偵モズ」(1)(角川書店)
白山宣之「地上の記憶」(双葉社)
森薫「乙嫁語り」(5)(エンターブレイン)
高港基資「恐之本」(2)(少年画報社)
ふみふみこ「ぼくらのへんたい」(2)(徳間書店)
星里もちる「ちゃんと描いてますからっ!」(3)(徳間書店)
日笠優「カナヤゴ」(1)(徳間書店)
アキヨシカズタカ「げんつき 相模大野女子校原付部」(1)(メディアファクトリー)
青沼貴子「青沼さん、BL漫画家をこっそりめざす。」(イースト・プレス)
おかざき真里「&」(5)(祥伝社)
安野モヨコ「バッファロー5人娘」(祥伝社)

そんなに買ってない気がしましたが、やっぱり買っちゃってましたねw
「君に届け」18巻でも届いてしまいましたね…。
「アゲイン!!」「失恋ショコラティエ」はどうなってしまうのでしょうか。
続きが気になりすぎて大変ですわ…。

という感じで1月も楽しませていただきました。
今月もいい作品と出会えることを祈りつつ…!!
ではまた〜♪

   01:26 | Trackback:0 | Comment:0 | Top
 
 
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