室井滋/たきむらりゅう「東京バカッ花」は、演劇少女の昭和青春ストーリー
昭和50年代、春。
ひとりの少女が上京した。
名前はムロイさん。
彼女は東京で“女優”を目指すのだが…!?
【あらすじ】
「演劇のサークルに入って女優を目指す!」
目標をかかげて早稲田大学に入学したムロイさんは、つぶれかけの演劇サークルに入る。
先輩とムロイさん、たったふたりの演劇サークル。
芝居やバイト、生活について…。
さまざまなことを学ぶムロイさんだったのだが…。
・室井滋/たきむらりゅう「東京バカッ花」(上)(メディアファクトリー)
早稲田大学に入学し、演劇サークルの部室をまわるムロイさん。
だが元陸上部で演劇経験の浅いムロイさんにとって、本気度が高すぎる早稲田の演劇サークルは“ハードルが高すぎた”(元陸上部だけにw)。
そんな中、ひろってくれたのが“天転舎”のカッチャン先輩であった。
なんとなくカラスヤサトシに似ている気もするが、女性である。
←カラスヤサトシ。似てるなぁ。w
カッチャン先輩とムロイさん、たったふたりの演劇サークル。
芝居もバイトも、東京での生活も。
カッチャン先輩からマンツーマンで学び、素直に吸収していった。
そんなある日、カッチャン先輩はさびしそうに語りはじめる。
カッチャン先輩は、ムロイにかつての自分の姿を見ていたのだろうか。
希望にあふれ、夢中になって演劇に打ちこんでいた日のことを…。
カッチャン先輩は、新たな道を歩くことを選んだ。
先輩は、きっと…自分に言い聞かせていたんだ。
絶対に“本当に好きなこと”は忘れない、忘れたくない、と…。
ほろ苦い、夢と人生のゆくえ。
夢への一歩を踏み出したばかりのムロイさんは、何を感じただろう…。
そのほか、なぜか風呂に入らなくなった同級生の話や、ムロイさん自身の恋物語もアリ。
今まで長髪だった友人がショートカットにした「嘆きのショートカット」もいい話でした。
室井滋のエッセイを漫画化した、ちょっと切ない青春“演劇”ストーリー。
昭和の香りも甘酸っぱい、感動物語です。
オススメ。
ひとりの少女が上京した。
名前はムロイさん。
彼女は東京で“女優”を目指すのだが…!?
【あらすじ】
「演劇のサークルに入って女優を目指す!」
目標をかかげて早稲田大学に入学したムロイさんは、つぶれかけの演劇サークルに入る。
先輩とムロイさん、たったふたりの演劇サークル。
芝居やバイト、生活について…。
さまざまなことを学ぶムロイさんだったのだが…。

・室井滋/たきむらりゅう「東京バカッ花」(上)(メディアファクトリー)
早稲田大学に入学し、演劇サークルの部室をまわるムロイさん。
だが元陸上部で演劇経験の浅いムロイさんにとって、本気度が高すぎる早稲田の演劇サークルは“ハードルが高すぎた”(元陸上部だけにw)。
そんな中、ひろってくれたのが“天転舎”のカッチャン先輩であった。

なんとなくカラスヤサトシに似ている気もするが、女性である。

カッチャン先輩とムロイさん、たったふたりの演劇サークル。
芝居もバイトも、東京での生活も。
カッチャン先輩からマンツーマンで学び、素直に吸収していった。
そんなある日、カッチャン先輩はさびしそうに語りはじめる。


この直後、カッチャン先輩はサークルを辞めてしまう。「ただ好き」では進まんくなるとわかると
誰もが突然夢から覚めたようになるのんや
そんな時はもっぺん胸に手を当てて
思い起こしてみるんやな
自分は何で上京してきたんやろう
何が一番好きやったんやろう……って
自分が思うように進めんでも
本当に好きなこと忘れたらあかんよ
カッチャン先輩は、ムロイにかつての自分の姿を見ていたのだろうか。
希望にあふれ、夢中になって演劇に打ちこんでいた日のことを…。
カッチャン先輩は、新たな道を歩くことを選んだ。
先輩は、きっと…自分に言い聞かせていたんだ。
絶対に“本当に好きなこと”は忘れない、忘れたくない、と…。
ほろ苦い、夢と人生のゆくえ。
夢への一歩を踏み出したばかりのムロイさんは、何を感じただろう…。
そのほか、なぜか風呂に入らなくなった同級生の話や、ムロイさん自身の恋物語もアリ。
今まで長髪だった友人がショートカットにした「嘆きのショートカット」もいい話でした。
室井滋のエッセイを漫画化した、ちょっと切ない青春“演劇”ストーリー。
昭和の香りも甘酸っぱい、感動物語です。
オススメ。
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