小坂俊二「中央モノローグ線」は、中央線沿線に住む8人の女子の“つぶやき”ストーリー
俗にいう“中央線文化圏”ってアートな香りがして。
懐かしい昭和の香りや、若者が集まる活気もあって…。
正直ちょっとうらやましい。
そんな中央線沿線に住む女子8人の“つぶやき”を綴った作品である。
【あらすじ】
中野、高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪、西荻窪。
吉祥寺、三鷹、武蔵境。
中央線の8つの駅それぞれに住む女子の、各駅ならではの生活を“モノローグ”(つぶやき)で語った4コマストーリーである。
・小坂俊二「中央モノローグ線」(竹書房)
中野のイラストレーター・なのかさん、高円寺の古着屋店主・マドカさん…などなど。
それぞれの駅にピッタリのキャラが“つぶやき”ます。
中野のなのかさんは…。
サンプラザからの人波で人間観察したり、海外オタクツアーの外人にとって秋葉原の前座にすぎないことを嘆いたり。
高円寺のマドカさんは…。
お客さんは年中夏休みのような人々だとため息ついたり、ライブで歌う友人をちょっとまぶしく思ったり。
通り過ぎる人々の足音のように。
降り積もる落ち葉のように。
なにげない“つぶやき”が、いつもは日常の背景である“街”を違った角度で輝かせるのだ。
ボクらが見慣れた、そしてボクらの知らない“中央線沿線”がここにはある。
街と、そこに住む人と。
しっとりとした“呼吸”が感じられる4コマストーリーです。
オススメ。
【おまけ】
個人的には吉祥寺の祥子さんが好きです。
恋多き女性である祥子さん。
いつも男と別れたコトが語られる祥子さん。
井の頭公園の池で、ひとりボートの練習をする祥子さん…そのあさってに向いた努力が大好きです。ww
あと阿佐ヶ谷の七夕祭りも行きたくなりました。
楽しそうー。
懐かしい昭和の香りや、若者が集まる活気もあって…。
正直ちょっとうらやましい。
そんな中央線沿線に住む女子8人の“つぶやき”を綴った作品である。
【あらすじ】
中野、高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪、西荻窪。
吉祥寺、三鷹、武蔵境。
中央線の8つの駅それぞれに住む女子の、各駅ならではの生活を“モノローグ”(つぶやき)で語った4コマストーリーである。

・小坂俊二「中央モノローグ線」(竹書房)
中野のイラストレーター・なのかさん、高円寺の古着屋店主・マドカさん…などなど。
それぞれの駅にピッタリのキャラが“つぶやき”ます。
中野のなのかさんは…。
サンプラザからの人波で人間観察したり、海外オタクツアーの外人にとって秋葉原の前座にすぎないことを嘆いたり。
高円寺のマドカさんは…。
お客さんは年中夏休みのような人々だとため息ついたり、ライブで歌う友人をちょっとまぶしく思ったり。
通り過ぎる人々の足音のように。
降り積もる落ち葉のように。
なにげない“つぶやき”が、いつもは日常の背景である“街”を違った角度で輝かせるのだ。
ボクらが見慣れた、そしてボクらの知らない“中央線沿線”がここにはある。
街と、そこに住む人と。
しっとりとした“呼吸”が感じられる4コマストーリーです。
オススメ。
【おまけ】
個人的には吉祥寺の祥子さんが好きです。

恋多き女性である祥子さん。
いつも男と別れたコトが語られる祥子さん。
井の頭公園の池で、ひとりボートの練習をする祥子さん…そのあさってに向いた努力が大好きです。ww

あと阿佐ヶ谷の七夕祭りも行きたくなりました。
楽しそうー。
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