新刊・旧刊をふくめた、まんがレビューblog。 その他、まんがに関すること。 
 
 

吉田基已「夏の前日」は、しっとり濡れた男と女の“熱情”を描く物語。

【あらすじ】
美大生の青木哲生と、画廊に勤める藍沢晶
画材屋で出会ったふたりは、たがいを意識するも気持ちは交わらない。
だが、ある雨の日。
ふたりはいとも簡単に一線を越えた…。

夏の前日02
吉田基已「夏の前日」(1)(講談社)

河原で絵を描く青木を、後ろで見る藍沢さん。
思いきり熱視線
でもゲージュツ家肌で気むずかしい青木は、藍沢さんを寄せつけない。
つれない態度はホントに迷惑してるようにも見えるけど…。
夏の前日03

気が強い…

年上の女に…

やさしく叱られたい

年上バッチコイじゃねえか。

ただの照れだったみたいです。
ゲージュツ家ってめんどくせえなオイ。ww


ぎこちない、やりとり。
青木と藍沢さんの会話は、心の壁をこえて届かない
だが。
それが…ある日、一変する。
夏の前日04
雨の中、忘れ物の傘を届けた青木。
自分は雨に濡れても、ささずにやってきた。
藍沢さんの傘だから…。
その行動に、藍沢さんは突き動かされる…!!

激情のまま冷たい体をかさね、あたためあう男と女。
ちょっとエロい。
やっぱエロい。
(2度書いてみたww)
夏の前日05
彼と彼が描く世界を、見ているだけでよかった。
でもほしくなってしまった。

青木を手に入れた藍沢さん。
藍沢さんを手に入れた青木。
だけど、ふたりは大人の情欲の交歓をしてるだけに思えてしまう。

それは、ときおり登場する彼女がいるからだ。
夏の前日01
ひまわりが似合う“はなみ”ちゃん。
彼女を見る青木の瞳こそ、のそれではないかと思うのだ…。


本作は同じ作者の別作品「水の色 銀の月」の数年前を描いた物語。
つまり「水の色 銀の月」を読めば、青木のその後がわかっちゃう。
はなみちゃんも、他の登場人物もでてくるんですよ。

なので、読む人は気をつけていただきたい。
できれば「夏の前日」が完結してからのほうがいいかもしれない。
ちなみにボクは「水の色 銀の月」に登場する青木のエピソードが“大好き”です。w


藍沢さんの関係は、青木の絵になにをもたらすのか。
ふたりの恋(?)はどのような結末を迎えるのか。

年上女と年下男。
しっとり濡れた男と女の“熱情”を描く物語。
昭和の雰囲気にも似た風情を楽しんでいただきたい。


夏の前日 1 (アフタヌーンKC)
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