新刊・旧刊をふくめた、まんがレビューblog。 その他、まんがに関すること。 
 
 

中村珍「アヴァール戦記」は、まんがとカネにまつわる裏事情をぶちまける! 赤裸々すぎるエッセイまんが!!

【あらすじ的なもの】
まんが家・中村珍がエッセイまんがを描く!
テーマは“Avare(アヴァール)”=“ケチ”。
ケチといわれる作者が、まんがとカネにまつわる裏事情をぶちまける!
赤裸々すぎるエッセイまんがである。


アヴァール戦記01
中村珍「アヴァール戦記」(1)(新潮社)


とかが出てくるファンタジーまんがは、お金がかかる

一瞬「あれっ?」と思いますよね。
まんがなんだから、紙に描けばいいだけのはず。
なんでお金がかかるのか!?

そこにまんが家の裏事情があるんです。

作品の冒頭に、リアルなファンタジー絵がドドン!と載ってるのですが…。
そのリアルな絵を描くのに、アシスタントさん2人を使って。
1人はペン(3日)、1人はトーン(1日)。
日給=1ページの原稿料(13000円)とのことなので、合計52000円
さらに交通費が3200円、食費が9000円(いずれも2人分)。
合計64200円!!

わずか数ページの“ファンタジー絵”にこれだけのマンパワーと“お金”がかかってる。
この事実を知っただけで驚きである。
そりゃあ、ネタも節約したくなるってもんですよw
アヴァール戦記02

こんなにお金がかかるファンタジーまんがに対して。
自分1人でサクッと描けるエッセイまんがって、美味しいんじゃない!?
という気持ちも分かりますw


…という感じで。
いままで目にしたことのないまんが制作の“裏事情”が明らかに!
というケチケチ談義で話が進むのですが、後半、ちょっとトーンが変わります。
そう、あの地震が起きたのです。
アヴァール戦記03
地震で水漏れした部屋から原稿を助け出して。
編集部へと避難する作者。

余震の続く中、原稿を心配して集まったアシスタントたちと、出版社の会議室で〆切まで作業を続ける作者。
アヴァール戦記04
それはまさに“戦記”そのもの。

この作品は、まんが制作にまつわる“お金”に翻弄されつつも。
納得のいく“まんが”を描き、世に出そうと苦闘する作者と仲間たちの物語でもあるんだ。
アヴァール戦記05
お金”という切り口で描き出される、まんが制作の舞台裏。
これは面白いまんがですぜ!!

アヴァール戦記 1 (BUNCH COMICS)
中村 珍
新潮社 (2012-01-07)

【おまけ】
ホントにどーでもいいネタなんですが…。
「アヴァール戦記」の“アヴァール(Avare)”ってフランス語で“ケチ”という意味らしいのですが…。
Google翻訳では“守銭奴”って出ましたw

ああ…まあ…同じケチですけど、守銭奴ってかなりインパクト大ですよねw
「アヴァール」で検索してみたら…ありました。

株式会社アヴァール

なぜ、この社名に!?
きっと別の意味があるんですよね…ドキドキ。

関連記事
   00:50 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

Comment







(編集・削除用)


管理者にだけ表示を許可

Trackback

http://mangabito27.blog50.fc2.com/tb.php/434-c68a8daa
 
 
プロフィール

hebitaro

Author:hebitaro
「ジャンプ」読むのに1時間!!
遅読のまんが野郎です。
新刊・旧刊とわずレビューを書いていきますので、よろしくお願いします!!

→このブログについて

Web拍手↓
拍手する
いただけると嬉しいです。

拍手コメントへの返事は↓
・拍手コメント返事(2017)・拍手コメント返事(2016)
・拍手コメント返事(2015)
・拍手コメント返事(2014)
・拍手コメント返事(2013)
・拍手コメント返事(2012)
・拍手コメント返事(2011)
・拍手コメント返事(2010)
・拍手コメント返事(~2009)

アマゾンストアも営業中!!
まんが人書店

カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
Amazon検索
カウンター
ブックオフ オンライン
ブックオフオンライン
バンダイチャンネル
バンダイチャンネル
フリーエリア
 
Amazon student
Amazon
楽天ブックス
楽天ブックス
当ブログ注目記事
Twitter
検索フォーム
当ブログ オススメ作品
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

QRコード
QRコード