新刊・旧刊をふくめた、まんがレビューblog。 その他、まんがに関すること。 
 
 

梶尾真治/鶴田謙二「さすらいエマノン」は、孤独と詩情に彩られた“30億年の記憶”の物語。

【あらすじ】
生まれたときから母の記憶をもっている。
祖母の記憶も、そのまた前の祖先の記憶も…。
30億年、地球の歴史そのものの記憶をもつ少女。
彼女の名はエマノン
旅から旅、時代とともにさすらうエマノンの物語である。


さすらいエマノン03  
梶尾真治/鶴田謙二「さすらいエマノン」(徳間書店)

川で泳いでいる全裸の少女と出会った少年・アツシ。
か…河童!?
さすらいエマノン01
いいえ、それはエマノン

太古の昔、人類の祖先からの記憶を受け継ぎ
30億年のあいだ、子孫から子孫へと。
身体を乗り換えながら生きてきた。

さすらいのエマノン

地球の記憶とともに時代を彷徨いながら。
ときに人々と関係を繋いでゆく。
さすらいエマノン06
ただし場所には留まらない。

同じ車両に乗りあわせた乗客のように。
ひとときを交わして静かに去っていくのだ。

やがては別れる運命と知っているから…。
さすらいエマノン05
世代から世代へ。
母から子へ。
記憶を移し換えてきた、エマノン。

だが、エマノンには双子の兄がいた。
30億年つづいたシステムにバグが発生したのだ。

さすらい続けてきたエマノンに、初めてできた“血縁”。
エマノンは兄に会いに旅立つのだが…。
さすらいエマノン07

30億年の記憶を持ち、さすらい続けるエマノン。
絶対的な孤独の旅路、その哀しき詩情が胸にグッとくる。

河川敷の秋桜の陰に。
下町の路地裏に。
エマノンがいるかもしれない。

そんな不思議な感覚をおぼえました。

さすらいエマノン08
海に流された小瓶のように。
流れ流れゆく記憶の果てに、エマノンはなにを見つけるのだろう。

旅のゆくえを、そっと見守りたい。
そんな作品です。


さすらいエマノン(リュウコミックス)
梶尾 真治 鶴田 謙二
徳間書店 (2012-04-03)
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