「マガジン」読者の9割は「ネギま」に関心がない!?
この“プロフェッショナル”な姿勢に感銘をうけたので、ボクも少し考えてみました。
赤松健先生の日記をまず読んでみていただきたい。
【リンク】
日記帳
http://www.ailove.net/diaries/diary.cgi
(アンケートについて言及されているのは、10月1日、6日、8日、9日の日記です)
引用(10月9日より)
引用おわり★ マガジンの人気アンケートの質問文について
まず注目しなければならない点は、マガジンのアンケートの”質問文”についてです。
お手元の少年マガジンの巻末、人気アンケートのページをご覧下さい。
(あ)「今週号を読んで面白かったものを、左に上げた作品リストの中から5つ選んで下さい」 ・・・と書いてあります。
いわゆる「面白5つ」ですね。 まあ、これは特に問題ありません。 (※ちなみにジャンプでは「好きな”順番”で3つ」だったりします。) 重要なのは、その次。「面白1つ」の文面です。
(い)「前問[あ]で選んだ中で一番おもしろかったものを1つ選んで下さい。」
・・・となっています。注目は、”前問[あ]で選んだ中で”という箇所ですよ。う〜む、お分かりでしょうか、この違和感。(笑)
すなわち、「面白1つ」で作品Aに投票するためには、「面白5つ」にも必ず作品Aを入れておかなくてはならないのです。 つまり、本来なら「面白1つ」で上位なら、連動して「面白5つ」でも上位になってしかるべきなのです!
だからネギまのように、 「面白1つで1位だが、面白5つでは8位。」 などという現象は起こらないはずなのですよ!!(^^;)
>本来なら「面白1つ」で上位なら、連動して「面白5つ」でも上位になってしかるべき
普通に考えるとその通りですが、実際は「面白1つで1位だが、面白5つでは8位」とのこと。
これが一体何を意味するのか。
赤松先生もシミュレーションをしていますが、具体的に考えてみました。
読者からの投票総数が1000票だったとします。
10月8日の日記にある“支持率”の基準値を参考に計算すると・・・。
引用(10月8日より)
引用おわり基準値として、「面白1つ」で11%。これより上での1位が望ましいです。
でも9%でも1位は取れます。(たまに2位になるかも) 「面白5つ」では26%。これ以上ならベスト5は堅いです。(面白5つは全体で計500%)
- 「面白1つ」で1位になるのに必要な票数・・・110票(11%)
- 「面白5つ」でベスト5に入るのに必要な票数・・・260票(26%)
ということになります。
しかし、「ネギま」は「面白5つでは8位」とのことなので、実際の得票数は260票より少ない数になるはずです。
200票とか、180票くらいかもしれません。
仮に180票だと考えると、「面白5つ」で「ネギま」に票を入れた61.1%が「面白1つ」にも入れていることになります!!
・・・って、この特異性、あんましわかんないかw
つまり「ネギま」を「面白い」と感じた“5人のうち3人以上が「一番面白い」にも票を入れている”わけです。
これはまさに「熱狂的支持」ですよ。
引用(10月9日より)
引用おわり作品Aは、面白1つの対象として非常に支持されているのですが、読んでいない読者には全く副読されていないことが分かります。
まさに赤松先生がシミュレーションした通り。
- 「ネギま」支持者のほとんどは、「マガジン」で「ネギま」が一番面白い、と考えるくらいの“熱狂的支持者”である。
- そして、それ以外の読者の多くからはスルーされている。
極端にいうと。
「ネギま」に「面白1つ」で投票した11%以外の読者(89%)は、「ネギま」に関心がない!!
なんてことも言えてしまいます。(もちろん、実際には違います(^^;)
ファンの裾野が極端に狭く、裾野からゆるやかに高くなる“山”ではなく、いきなり高くなる“塔”のように“極端な”存在。
「ネギま」は「マガジン」のなかで、そういう作品になっているようです。
(「萌え」の回で支持率が低くなるのは、狭い裾野の部分がさらに狭くなるため、と考えられます)
こういう“存在自体がオンリーワン”の作品は、雑誌にとって「キラーコンテンツ」として非常に有効です。
でも“人気”がなくなると・・・!?
「面白5つ」「面白1つ」の双方で中位になってしまうと、それはもう“普通のまんが”です。
裾野が狭く「ネギま」一点買い的な“離れ小島”読者層は、雑誌の発展にとってどうなのか?
・・・と編集さんが考えださないともかぎりません。
引用(10月8日より)
引用おわりところが最近のことです。
「面白1つ」の方が「ずっと2位で、まれに3位」という流れにシフトしたのではないか、という観測がなされました。(※まだ1回だけですが)
・・・よくない流れがきているような!?
ま、でも仮にアンケートが中位になっても、そうそう打ち切りにはなりません。
まだまだ波に乗ってる作品ですし、ちゃんとした着地点まで描けることはほぼ確実でしょう。
ただ、想像以上に「ネギま」の「マガジン」での立ち位置は難しいんだな、とアンケートについて考えてみて思いました。
転ばぬ先の杖・・・アンケートはやっぱり大事ってことですよね。
- 関連記事
- 「まんが人 blog」おすすめまんが2008!! (12/31)
- 「マガジン」読者の9割は「ネギま」に関心がない!? (10/14)
- 桜井のりお「みつどもえ」原画展で、サイン本に応募できるよー!! (09/14)



